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「何者」かになりたかった大人たち必見!SNS世代の青春「就活」活劇を目撃せよ!

作品紹介

何者

ひょんなきっかけから、就職活動の情報交換のために集まった22歳の5人。協力しながら就活を進める彼らだったが、内定が決まらない中、お互いの就活へのスタンスや取り組み方の違いから人間関係に歪みが生じ始める。やがて「内定者」が現れたとき、それぞれに隠された裏の顔が現れ…

平成生まれの作家として初めて直木賞を受賞した、朝井リョウによるベストセラー「何者」を、人気演劇ユニット「ポツドール」主宰者の三浦大輔が監督・脚本を手がけたSNS世代の青春「就活」活劇。

ジワジワ度

86%

わたし

今週は『何者』を紹介するよ!

ミーちゃん

『君の名は。』『怒り』とヒットを飛ばしている東宝の川村元気さん企画・プロデュースだけに、気になっていたんだよね!



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わたし

私も、川村元気プロデュース、音楽が中田ヤスタカ、キャストに佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之と今をときめくメンバーが揃っているだけに、かなりポップなエンタメ作品を想像していたんだけど、良い意味でそれを裏切る作品だったよ!

と言うのも、まず「就活」という重めのテーマを描いていることと、監督・脚本が演劇ユニット「ポツドール」主宰者の三浦大輔ということで、舞台の演出が取り入れられていて、どちらかというとダークな世界観の作品に仕上がっていたんだよね。

この作品は、好みが分かれるかもしれないな。


ミーちゃん

なるほどねぇ。しかし豪華キャストだよね!


わたし

本当だよね!

メインとなるのは、大学で同じクラスだった拓人・光太郎・瑞月の3人。



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わたし

人を分析するのが得意で、演劇サークルで脚本を書いていた主人公の拓人は、佐藤健が演じているよ。

拓人は、就活を始めて演劇からは離れているんだけど、一緒に舞台の脚本を書いていた友だちは、大学を辞めて自分の劇団を立ち上げていて、なんとなくモヤモヤとした思いを抱えているんだ。


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わたし

次に、拓人の同居人で天真爛漫で人の心をつかむのが上手い光太郎を、菅田将暉が演じているよ。

光太郎は、バンドのボーカルとしてライブ活動を行っていたんだけど、就活が始まったら茶髪を黒くするなど気持ちをさっと切り替えて、サクサクと就活に取り組んでいくんだ。


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わたし

その光太郎の元カノで、拓人が思いを寄せ続けている素直な性格の瑞月は、有村架純が演じているよ。

彼女は就職に対して現実的で、大きな夢を抱いたりせず、着々と就活に取り組んでいくよ。


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わたし

そして拓人と光太郎の部屋の上の階にたまたま住んでいた、瑞月の友だちで「意識高い系」女子の理香に二階堂ふみ、理香の彼氏で、社会の決めたルールには乗らないと就活放棄中の隆良に岡田将生。

さらに今回、とっても良い味を出しているのが、拓人の先輩で理系の大学院生のサワ先輩を演じる山田孝之!出番は少ないんだけど、短くて、ズシンとくる言葉を発して去っていく…このちょっと「わかっている」感がたまらないよ!

サワ先輩が出てくるとちょっとホッとするというか…なんとなく保護者目線で5人を見ているような感じかな。


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わたし

それと、この映画の中では、SNSがかなり効果的に使われていてね。

例えばみんなで集まって話しているシーンでも、誰かが携帯で何か書き込んでいたりして。あとからその書き込みを見て「ああ、あの時こんなことを書いていたんだ」というような。

そういうことってよくあるよね!



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ミーちゃん

あるある。それが「就活」のこととなると、本音で書ける部分と書けない部分があって、リアルそうだねぇ。


わたし

そうなんだよね。特にあの頃ってちょうどそういう年齢というか…まだ学生なんだけど、急に就活が始まって、社会人みたいに振るまいたい、振るまわなくてはいけないところもあったりして。

中盤で、ある一人に内定が出るんだけど、そこから一気に5人のバランスが崩れていくさまは観ていて怖くなるぐらい…!


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ミーちゃん

ヒリヒリしそうだねぇ…。


わたし

うん。ただ、なんとなく就活って内定が出たら成功なようなイメージがあるかもしれないけど…。

たとえ結果がダメだったとしても、「あ、今日は思っていることが言えたな」とかそういう瞬間ってあると思うんだよね。

ミーちゃん

うんうん。就活だけじゃなく、人生って「成功した!」とか「失敗した!」って特大の出来事よりも、「今日はちょっとうまくいったな」とか「今日はちょっとダメだったな」とかの小さな出来事の方が圧倒的に多いよね。


わたし

そうだね。

そういう意味で、この映画のちょっとだけ霧が晴れたようなラストは、見終わった直後に「よかった!」とか「面白かった!」というよりは、少し経ってからジワジワと心に響いてくるものがあるよ。

就活という一つのイベントを描いているようで、人生そのものを描いているようなこの作品にちょっと背中を押されたり、元気をもらえる人もいるんじゃないかな!



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  • 原作:朝井リョウ(「何者」新潮文庫刊)
  • 出演:佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之
  • 監督・脚本:三浦大輔『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『愛の渦』
  • 上映時間:98分
  • 公開日:10月15日(土)より全国東宝系にてロードショー
  • 公式サイト:http://nanimono-movie.com/index.php
  • (C)2016映画「何者」製作委員会
  • (C)2012 朝井リョウ/新潮社

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人生とは何か?『ゆれる』の西川美和監督が紡ぎ出す、新たなる再生の物語に心が震える!

作品紹介

永い言い訳

人気作家の津村啓こと衣笠幸夫(きぬがささちお)は、妻が旅先で不慮の事故に遭い、親友とともに亡くなったと知らせを受ける。だが、その時不倫相手と密会していた幸夫は、妻の死にも泣くことができなかった。そんなある日、妻の親友の遺族であるトラック運転手の夫・陽一とその子どもたちに出会った幸夫は、ふとした思いつきから幼い子どもたちの世話を買って出るが…

『ゆれる』の西川美和監督が、第153回直木賞候補、2016年本屋大賞候補となった自らの原作を映画化。一人の男の絶望と再生を描いた、感動の物語。

号泣度

81%

わたし

今週のおすすめは、『おくりびと』以来7年ぶり!本木雅弘が主演を演じる『永い言い訳』だよ!

ミーちゃんは原作は読んだ?

ミーちゃん

読んでいないんだ。直木賞候補にもなっていたよね!

わたし

うん。原作を書いた西川美和監督は何冊か自著を出しているけど、今回は初めて小説を先に書いてから、自ら映画化したんだって。

小説の評判もすごく良かったので、映画も期待していたんだけど、本当に泣けたよ〜!!


ミーちゃん

「妻が死んだ。これっぽっちも泣けなかった。」っていうコピーが衝撃的だよね!


わたし

うん。それもそのはず。

主人公の衣笠幸夫(きぬがささちお)は、現在スランプ中の人気作家:津村啓。深津絵里が演じる妻・夏子が旅先で不慮の事故に遭って亡くなったという知らせを受けるんだけど、その時、幸夫は黒木華演じる不倫相手と密会中だったんだ。



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ミーちゃん

わわわ、ヘビーなお話だね。


わたし

そんな幸生だから、妻の訃報を聞いても「これっぽっちも泣けなかった。」んだけど…。

事故の遺族への説明会場で、妻と一緒に亡くなった親友の夫である大宮陽一と出会うんだ。陽一は長距離トラックの運転手をしていて、子どもたちの面倒を一人では見切れなくてね。幸夫がつい、子どもたちの世話を買って出ることになるところから物語が動いていくよ。

ちなみに、このトラックの運転手・陽一を演じているのが、ミュージシャンの竹原ピストルさん。彼がもう最高!


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わたし

この見た目通り、竹原ピストルさんの存在自体がすごくインパクトがあってね!

妻の死を思い出してはすぐ涙してしまう、善意の塊のような人なんだ。幸夫と真反対の役どころだけど、それが全く演技に見えないところが、彼の大きな魅力だよ。

また、陽一のふたりの子どもたち-妹の世話のために中学受験を諦めようとしていた長男の真平と、保育園に通う妹の灯(あかり)がまた自然でね。約1年の期間を経て撮影されたふたりの成長に、ついつい幸夫と一緒になって感情移入してしまうよ。



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ミーちゃん

幸夫は、子どもの面倒を買って出ることで、妻を亡くしても泣けなかったという自分の罪悪感を消そうとしているのかな。


わたし

そうだねぇ…。劇中で池松壮亮が演じる作家・津村啓のマネージャーが「子育ては(自分のような)男にとって、最高の免罪符」というようなドキっとするセリフを言うんだけど。

幸夫は純粋に、子どもたちとのふれあいを通じて、誰かのために生きることの幸せを初めて実感していくんだよね。


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わたし

幸夫と陽一、そしてふたりの子どもたち。この4人の関係はどう変化していくのか…。

「大切な人と突然会えなくなる」ことについては、誰もが一度は考えたことがあると思うんだけど、本作にもそう言ったテーマがあるような気がしたよ。

ミーちゃん

これまでも人の心理を深く抉る作品を世に送り出してきた西川監督だけに、今回もどんな気持ちになるのか…想像つかないよ。


わたし

この作品も、見終わってそこで終わり、ではなくて、そこから色々と考えることが始まるような作品だったよ。

幸夫が感じる絶望と再生を、ぜひスクリーンから感じてみてね。


  • 原作・脚本・監督:西川美和『ゆれる』『ディア・ドクター』『夢売るふたり』
  • 出演:本木雅弘、竹原ピストル、池松壮亮、黒木華、深津絵里
  • 上映時間:124分
  • 公開日:10月14日(金)より全国ロードショー
  • 公式サイト:http://nagai-iiwake.com/
  • (C) 2016 「永い言い訳」製作委員会

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福山雅治が魅せる男のロマン。お仕事ムービーとしても楽しめる、大根仁監督最新作を今すぐチェック!

作品紹介

SCOOP!

かつて数々の伝説的スクープをモノにしてきた凄腕カメラマン・都城 静(福山雅治)。ある出来事をきっかけに報道写真への情熱を失ってしまった彼は、芸能スキャンダル専門のパパラッチに転身し、自堕落な日々を過ごしていた。ある日、写真週刊誌「SCOOP!」に配属されたばかりのド新人記者・行川 野火(二階堂ふみ)とコンビを組まされる羽目になった静。まったく噛み合わずケンカばかりのふたりだったが、独占スクープを連発!そんな中、日本中が注目する重大事件が発生する…。 

1985年に製作された原田眞人監督・脚本作品『盗写1/250秒』を原作に、『モテキ』『バクマン。』の大根仁監督が現代的アレンジを加えたエンタテインメントロマン。

男のロマン度

85%

わたし

今日、紹介するのは『モテキ』『バクマン。』の大根仁監督最新作『SCOOP!』だよ。

ミーちゃんは、この映画が『突入せよ! あさま山荘事件』や『クライマーズ・ハイ』で知られる原田眞人監督の『盗写1/250秒』という作品のリメイクだって知ってた?


ミーちゃん

知らなかったよ!そうなんだね!

わたし

大根監督は、もともと原作映画の大ファンだったみたい。

ちなみに、この映画って、どちらかというと福山雅治ファンの女性向けなのかな?っていうイメージもない?


ミーちゃん

ある、ある!違うの?


わたし

わたしもそうなのかな?と思っていたんだけどね。

実際に観てみたら、むしろこの映画の福山雅治演じる主人公には、男性こそが感情移入できそうというか、仕事や女性に対する、男のロマンが詰め込まれている感じがしたんだよね!




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ミーちゃん

そうなの?


わたし

個人的には、『モテキ』も『バクマン。』もおもしろかったんだけど、男性目線の作品だなーと感じていたのね。

大根監督は、TV出身の映画監督として、エンタテイメント性にはこだわりたいということを言っていて、確かにエンタテインメント性には溢れているんだけど、わたしは何というか…


ミーちゃん

ちょっと苦手だった?

わたし

うーん…。

福山雅治さんも、もちろんカッコいいなと思うし、曲もいいなと思うんだけど…


ミーちゃん

別にファンではなかった?

わたし

そ…そうね。それが、この映画を観て初めて、大根仁監督がなんだか好きになったよ!本人も「観客として観た場合に、この監督のいちばんいい出来映えの作品って感じもします」と言っていたんだけど、同感!

そして、福山雅治さんのカッコ良さも分かってしまった!


ミーちゃん

おお!

どんな内容だったの?

わたし

福山雅治演じる、主人公・都城 静(みやこのじょう しずか)は、もともとはたくさんのスクープをモノにしてきた敏腕カメラマンだったんだ。

だけど、過去のある出来事をきっかけに報道写真への情熱を失い、今は芸能スキャンダル専門の中年パパラッチとして、リリー・フランキー演じる腐れ縁の情報屋・チャラ源とつるみながら、自堕落な日々を過ごしているという設定なんだ。

このリリー・フランキーがまた怪演!本作の中では、静の過去の出来事や、チャラ源との前日譚はほとんど描かれないので、ふたりがどうしてこんなに落ちぶれた日々を過ごしているのかが、ちょっと分かりづらくはあるんだよね。

ふたりの過去に何があったのかは、関連雑誌に書かれていたりするみたいなんだけどね。


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わたし

そんな静なんだけど、ある日、二階堂ふみ演じる、写真週刊誌「SCOOP!」に配属されたばかりの新人記者・行川 野火(なめかわ のび)とコンビを組まされるんだ。

野火のあまりの素人ぶりに、初めはコンビを組むことを嫌がっていた静だけど、物語の前半で、二人は徐々にスクープを連発していくのね。もちろん雑誌の売り上げ部数も右肩上がり!


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ミーちゃん

へー!


わたし

そのスクープのターゲットというのが、トップアイドルだったり、プロ野球選手だったりするんだけど…。

中でも、斎藤工演じる若手議員・小田部が最高!もうね、この役は斎藤工しかいない!ぴったり!


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わたし

また、脇を固めるキャストもよくてね。

週刊誌「SCOOP!」の副編集長・横川に吉田羊、もう一人の副編集長・馬場に滝藤賢一が扮しているんだけど、このふたりも最高!

横川は芸能・事件班を、馬場はグラビア班を仕切っていてね。馬場が育ててきたグラビアアイドルのスクープを横川が載せようとしたり、次期編集長候補でもあるから、二人は対立していて。


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ミーちゃん

なんかリアルだねぇ!

わたし

ふたりとも、新人の頃は静と組んでいたという設定で、それぞれの静との関係もすごく良いんだよねぇ。


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ミーちゃん

『モテキ』で音楽編集部を、『バクマン。』で漫画誌の編集部を細かく描写してきた大根監督だけに、写真週刊誌の編集部や、人間関係も細部まで描かれていそうだねー!


わたし

うん。静のスクープ撮影テクニックや、野火が新人記者として成長していくところなんかも、お仕事ムービーとしても楽しめるかもね。

そして物語の後半は、一転してシリアスムードに…。

静と野火は、とある重大事件の容疑者の撮影に挑むことになるんだけど…そこからラストにかけて、さらに驚きの展開が待っているよ!

この映画、前半笑って、後半…泣けるかも…!?

ミーちゃん

泣ける!?泣けるイメージはなかったよ!

今すぐ観てくるね!


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  • 原作映画:「盗写 1/250秒」(監督・脚本:原田眞人『突入せよ! あさま山荘事件』『クライマーズ・ハイ』)
  • 監督・脚本:大根仁『モテキ』『バクマン。』
  • 主演:福山雅治、二階堂ふみ、吉田羊、滝藤賢一、リリー・フランキー
  • 上映時間:120分
  • 公開日:10月1日(土)より全国東宝系にてロードショー
  • 公式サイト:http://scoop-movie.jp/
  • (C)2016映画「SCOOP!」製作委員会

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